WordPressを大幅にカスタマイズしたCMS製品の制作に携わりました。

管理者の利便性を極限まで高めることに特化した様々な機能拡張を行いました。
管理用画面にはAjaxを贅沢に利用し、だれでも直感的に使えるわかりやすいインターフェースを実装いたしました。WordPressの仕様による制約が非常に多く、仕様書とにらめっこしながら問題回避策を一つ一つ模索しながら実装していきました。

今回の案件を通してWordPressの複雑なカスタマイズについて相当なノウハウを得ることができました。一方、弊社の得意分野であるPHPやJavaScript,Ajax等の技術をとことん生かすことができました。 こういったご要望がありましたら弊社にご用命いただければ幸いです。

管理画面にリッチなインターフェースを実装すればもちろん通常より初期費用は高くつくことになります。もちろん、自分たちが使うだけの管理画面にそこまで費用をかけたくないと考える方も多いと思います。しかし、俯瞰的に考えてみると次のように初期費用をかけてもトータルコストでメリットを見いだせる場合も多々あります。

【例１．ある程度規模が大きく、複数の管理者がシステムを長期にわたって利用する場合】
管理のための教育コストは決してバカになりません。担当者が変わるたびに引き継ぎに時間がかかりすぎるようでは目に見えないコストが大きくのしかかってまいります。
管理画面をだれでも直感的にわかるものにすれば、その教育コストや引き継ぎコストを大幅に削減することが可能となります。トータルコストとして考えれば大きなメリットを享受できます。

【例２．専任の管理者がいない会社様がWEBシステムを扱う場合】
特定の方が本来の業務をやりながらWEBシステムの管理業務を行うケースでは、管理方法が複雑だと忙しくても他の社員にお願いすることができません。その方も本来の業務を優先しなければならないため、結果的にWEBの管理がおろそかになるということは非常によくあるケースです。これではせっかくWEBシステムを導入したのに中途半端な利用に終わってしまいシステム導入に投資したこと自体が無駄になってしまいます。 他の方に頼みやすい管理機能を用意することで、忙しいときは他の方に簡単に頼むことができ、結果的に本業と両立させることができWEBシステムの導入効果をしっかりと得ることができるはずです。

上記のような例ではWEBシステムの管理画面にリッチなインターフェースを採用することがトータル的に考えて価値ある投資となります。WEBシステム導入の際の参考になれば幸いです。

弊社がお客様からWEBシステム開発の相談をいただく際は、規模や運用の状況・予算など背景をいろいろお聞かせいただき、弊社の経験を武器に本質を見極めお客様にベストな提案をいたします。

そのためにこれからも常に日々精進してまいります。